コンプレックス

オトコオンナ? 酒ヤケ? いいえ、低音ボイス女子です。

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こんにちは。みこと(@mikoto_write)です。

突然ですが、あなたは自分の声が好きですか?

心理学では「人の印象の4割は声によるもの」という説があります。それだけ、声が人に与える影響は大きいのですね。

だからこそ、声が自分の長所となるかどうかで、生き辛さが大きく変わってくるというのが私の持論です。

 

そこで今回は、私が長いこと抱えていた声のコンプレックスについて書いていきます。

低音ボイスコンプレックス

私は、女性なのに声が低いことがコンプレックスでした。

低いといってもハスキーボイスのようなかっこいいものではなく、いわゆるダミ声というやつです。

アニメに登場する可愛い女の子の声には程遠く、またイケボと呼ばれる男の子の声とも大きく異なる残念な低音です。

子どもの頃からそんなに高くありませんでしたが、声の低さが顕著になってきたのは、中学生の頃です。

あれ、女子なのに喉仏出てる……?

小学校高学年〜中学校あたりで、保健の授業がありますよね。

そこで、「男性は年頃になると、喉仏が発達して声が低くなる」ことを学びました。

授業中は「へぇ〜不思議〜」と思っただけですが、自宅で何気なく鏡を見ると。

「え……? 喉仏、出てない??」

私は、周りの女子たちと比べると明らかなくらい、喉仏がしっかり出ていました。

さすがに男性ほどは出ていませんが、女性で私以上にしっかりと喉仏が確認できる人は周りにいません。

生理が始まるのが遅かったこともあり、「私、本当は男なんじゃ……?」と思うくらいでした。

男性ほど明らかな声変わりはなかったものの、低音ボイスには拍車がかかりました。

 

低い声、運動部だったため短く切った髪、そしてガサツな性格。

これらが合わさって、「オトコオンナ」と男子から馬鹿にされる日々でした。

あいつ、男のくせに女子便所入っていったぞw
モブ
男のくせにスカート履いてる!オトコオンナwww
モブ

それなりに仲が良かった男子たちのからかいでしたが、それでも結構傷つきました。

まだまだあるよ!低音ボイス女子の悲しいエピソード

低音ボイス女子ならではの、こんなエピソードもあります。

※コンプレックスを解消する前と後の話がごちゃまぜです。

◯地声で話すと、「怒ってる?」と聞かれる

◯合唱コンクールで、女性パートが出しづらいからテノールを歌う

◯就職して同期と飲みに行ったら、女の子に「え、それ地声なの? 酒ヤケかと思ったwww」と言われる

◯カラオケで女性の曲は絶対に歌えない

◯歌おうとすると4〜5つキーを下げることになるので、もはや原曲がわからない

◯ネットで「声が低い女性でも歌える!女性歌手◯選」って記事を見ても、歌える曲は1つも見つからない

大体そういう記事ではAIとか倖田來未とか紹介されているけど、私レベルの低音になるとそれすら高い

男性の歌でも高い

みこと
ゆずとかB'zとか、絶対歌えないです。っていうか、最近の男性ボーカルって、高い声の人ばっかりじゃないですか? 秦基博とかback numberとか、声高すぎません? 男性の曲だろうと、全然歌えません。

声がコンプレックスに。人前辛い……。

怒っていると勘違いされたり、オトコオンナと馬鹿にされたり。

そんなことが重なって、自分の声が大嫌いでした。

クラス全員の前で課題を発表するといった、人前で話すことが嫌で嫌で。本当に辛かったです。

変わるきっかけは、蒼井翔太さん

しかし、そんな中学生時代に、1人の男性の存在を知ります。

私とは真逆の、「声がとても高い男性」

その人は、現在歌手・声優として活躍されている、蒼井翔太さんでした。

何も知らずに彼の声を聴くと驚いてしまうくらい、透き通ったハイトーンボイスが印象的。

私が中学生の頃、彼は歌手のSHOWTA.として活動されており、偶然雑誌のインタビューで発見しました。

彼もまた、自身の高い声がコンプレックスだったそうです。

しかし、あるときカラオケで女性の曲を歌って褒められ、自信をつけました。

そこからカラオケ大会に出場したことがきっかけで、歌手としてデビューできたとのこと。

雑誌のインタビューでは、そんな彼の経歴が紹介されていました。

生き方に感銘を受けた

彼のインタビューを見て私は、コンプレックスだった声を強みに変えて生きている人もいるんだと、感銘を受けました。

そして、「私もこの低い声を好きになりたい、自分の強みだと思いたい」と決心し、考え方を変えてみようと奮闘します。

蒼井翔太さんの存在が、私を勇気づけてくれました。

低音ボイス女子の工夫

なんとか自分の低い声を好きになりたいと思った私は、いくつか対策をとります。

ここでは、効果があった3つを紹介します。

「低いから」で諦めない!怒っている印象を与えない工夫

「怒っている?」や「機嫌悪い?」と聞かれることが多かった学生時代。

そう思われるのは、声が低いことだけが原因ではないと考えました。

低さにプラスして感情のない声だったので、余計に威圧感を与えてしまっていたのです。

そこで、話しているときはなるべく声に抑揚をつけてしゃべる工夫をしました。

驚くときはしっかり驚いた声を。楽しいときは楽しい声を。

できるだけ怒っている印象を与えないように、声に感情を乗せることを意識しました。

高低に関わらず、わかりやすく伝える工夫

私は低くてこもった声なので、とても聞き取りづらいです。

声がコンプレックスだと考えていると、あまり人に聞かせたくないので余計に聞き取りづらくなっていきます。悪循環ですね。

そこで、なるべくハキハキと話して相手に伝わりやすくしました。

ボソボソしゃべらず、伝わりやすい大きさで、一言一言はっきりと。

滑舌に気を付けて、何度も聞き返されないための工夫をしました。

低音だからこそできる、カラオケの選曲工夫

声が低いと、誰でも知っている有名アイドルの曲は絶対に歌えません。

女の子たちが可愛らしいアイドルの曲を歌っている中、自分も同じように歌えないのは心苦しかったですが、「無理しても高い声は出ないから、低音を生かす工夫をしよう」と考えました。

とにかく自分が歌える歌手を見つけ出すため、ひたすらカラオケに行きました。

ヒトカラや心を許した友達とのカラオケで、色んな歌手の曲を歌ってみます。

そして、「この人の歌なら無理せず歌える!」という歌手を見つけ出しました。

私の場合、福山雅治やGACKTが楽に歌えます。

みこと
うん、改めて客観的に見ると、やっぱり低いね。笑

効果は徐々に表れる

対策をしたからといって、すぐに自分の声を好きにはなれませんでしたが、長い時間をかけて効果は徐々に表れてきました。

そして、良い効果が表れるほど、自分の声に自信が持てるようになっていったのです。

声の高さは変わらなくても、感情は込められる

声がコンプレックスだと思うと、自信を無くして余計に声が低く、感情がなくなっていきます。

でも、声の高さは変えられなくても、抑揚は努力次第で変えられます。

声に感情を込めることで、本当の気分が伝わりやすくなり、不機嫌だと勘違いされることは少なくなりました。

低い声ではっきりしゃべることのメリット

自分の低音ボイスにはデメリットしかないと思っていましたが、話し方に工夫をしていると、思わぬメリットが判明しました。

それは、低い声でハキハキ話すと、自信がある印象を与えられるということです。

また、特に意識していなくても説得力が増すので、「発言に重みがある」、「頼りがいがある」と、印象アップに繋がりました。

みこと
それで「アネゴ」、「姐さん」ってあだ名がついたのは、また別のお話……。笑

カラオケでは「カッコイイ」担当に

自分の声に合った歌を見つけることで、カラオケも楽しめるようになりました。

もともと音痴なので上手く歌えるわけではありませんが、歌を楽しめるようになったのが大きな収穫です。

友達とは全く異なる系統の歌を歌うことで、人と被る心配もなく、バリエーションの広さも楽しめます。

みこと
最近は『傷だらけのローラ』を全力で歌います。

生命もォォォォォ!心もォォォォォ!

声の高い女の子たちからは「カッコイイ!」と褒められるように。人から褒めてもらうと、より自信に繋がりますね。

 

ちなみに声が低い女性は、数年前に流行った『アナと雪の女王』の曲中歌『とびら開けて』を、女の子と歌うと楽しめますよ!

女の子にアナ役をしてもらい、私があの胡散臭い王子役を務めます。

これまでに、数多の女性に熱いプロポーズをかましました。めちゃくちゃ盛り上がります。

みこと
チャラ男もびっくりのプロポーズ回数。

僕と結婚してくれ!

低音ボイスも考え方次第で長所になる

昔は大嫌いだった自分の低い声ですが、地道な工夫を続けて自信をつけたおかげで、今では好きだと思えます。

低くて怖いと言われる声も、「カッコイイ」、「説得力がある」と言われる長所に変えられます。

低い声を無理して高くしようとしなくても、低い声なりのメリットがあるんです。

自分の体験によって、そんな当たり前のことに気付けました。

声がコンプレックスだと感じている方がいたら、その声の生かし方を考えてみてはいかがでしょうか。

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